舞台は中世、
ちょうど魔女狩り全盛期のヨーロッパ。
キャラクター達は、魔女狩りを執行する
処刑人チームのメンバーです。
一癖も二癖もある彼らは
少数ながらも優秀に
数々の仕事をこなしてきました。
ところがこのチーム
なんと全員が大嘘吐き。
誰も彼もが他人に言えない秘密を抱え
毎日仲間を欺き続けて
今まで暮らしてきたのでした。
そんな彼らは、ある事件をきっかけにして
自ら廃滅へと向かっていくことになります。
本性を晒し、お互いを憎み合い
仲間と信じた相手に銃口を向けて
それが己の敗北を招く行為だとも気付かずに
必死に殺しあうのです。
これは、
完全を司る円環の蛇が
大切な己の尾を食いちぎる様な
そんな愚かな悲劇の物語。